インタビュー

Q. 今回は初めてのオリジナルアルバムのリリースということでおめでとうございます。

A. ありがとうございます。(^o^)

Q. リリースしてみていかがですか?

A. そうですね〜、「やり遂げた」と言いたいところですが、内心「上手く伝わってるかな〜?」って心配な部分もありますね。

Q. フィドラーぐみさんには「伝えたい」という思いがあるように感じるのですが、左脳派・右脳派で言ったら左脳派なんですか?

A. 自分で言うのも悲しいのですが、どちらでもない、敢えて言えば無脳派ですかね(汗)。ただ、人には右脳派に見られがちです。こう見えて割と理屈っぽいところもあるんですよ(笑)。確かにこのアルバムは聴いていて心地よくなってもらいたいという思いがある一方で、私なりの人や自分との関わり方について考える所をそれとなくメッセージにしている部分もあります。

Q. タイトルの「涙のあとに」と言うところが意味深なのですが、どんな思いが込められてるんでしょう?

A. ええっと、ん〜、あらためて聞かれると困ってしまうんですけど・・・。「そのままです」じゃ、答えにならないですよね?

Q. 残念ながら(笑)。

A. 本当はお答えしたいんです。ただ、それを始めると一晩飲み明かす自信があるので。いや、三日三晩ですかね。

Q. 是非、三日三晩飲み明かしたいものですね。

A. あはは。

Q. このアルバムの中で、フィドラーぐみさんが一番気に入ってるのはどの曲ですか?

A. 全部です(キリッ)。

Q. じゃ、ひとつだけクローズアップしてみたいのですが、このアルバムの中で私個人的な感想として「あきそら」が異色に感じるのです。他の曲は歌詞はちょっとした切なさみたいなものはあっても曲調は明るいと思うのですが、この曲だけはブルーというか、一種の根暗さ的なものを感じるのです。敢えてこの曲調にした意図はありますか?

A. 良い質問ですねー(笑)。あの曲が異色に感じられるとしたら、それは私があの曲だけアカペラで作った曲だからだと思います。つまり、セッションするミュージシャンの方にメロディーだけお渡しして、自由にコードを付けていただいてるんです。 皆さんそれぞれに個性的に解釈していただいて魂を込めていただいて。なので共演者の方の数だけ「あきそら」があるんです。同じ曲が別物になる、これ、ホント、人とのつながりの魅力ですよね。色んな形の「あきそら」を楽しみにライブに来て楽しんで頂けたらなって思ってます。

Q. へー、それは楽しそうですね。その「あきそら」とは対照的に曲調は明るいのですが歌詞が切ない曲もありますね。「雨上がりの小路」でも、最後の「ぐしゃぐしゃに泣けてきても」という一節が、最初に聴いた時びっくりしました。びっくりというか、足元をすくわれた気分で私がうっと泣きそうになりました。

A. ふふ、ハマってくれましたか。ってのは冗談ですけど、私の日常が実は大変なことが多くて、それをストレートに表現したらただの暗い歌詞になってしまうんですよ。だから、辛いことと楽しいことの配分を逆にしてでもしないとただのドヨ〜ンとした重い歌になってしまうので(笑)。

Q. なるほど。さて、お時間もそろそろ差し迫ってきているのですが、このアルバムの魅力、うったえたいこと、今後の目標などについてお話いただけますか?

A. はい。このアルバムは、私の今の全てが詰まっていると言っても過言ではないと思います。なので人間観察の好きなAB型の方には格好の素材になっていると思います。ちっぽけな私ですけどこれでも何とか生きてます。その息吹みたいなものを感じ取っていただけると嬉しいです。今後についてはまたこのホームページ、もしくはブログでも随時発信していきたいと思っていますので、応援よろしくお願いします。

Q. ありがとうございました。フィドラーぐみさんへのインタビューでした。

A. ありがとうございました。